カイザー日記

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2010年 11月 03日

休日ではない日のつぶやき

桜井ツアー記事の途中ですが、今日のニュースをちらっと見て思ったこと。
今治だけじゃなくって、どこでもそうなんだなぁ~って思いました。


松山市でゆるキャラが集合したイベントに、松山の新たなゆるキャラとして
『よしあき君』というのが登場というニュースがありました。
松山城初代城主の加藤嘉明がモデルだと説明がありましたが、加藤嘉明は松山城が
完成する前に会津藩へ転封。伊予国(松前、松山)に居たのも僅か30年程度です。
その後大政奉還までのおよそ230年間、松山藩を治めた久松松平家をモデルにするべき
では?と思いましたが、久松家ではインパクトに欠けるのか、そこまでの考えが無かった
のかは不明ですが、少々安易なアイデアじゃないかなぁと思います。


今治においても、やはり今治城を築城した藤堂高虎が有名ですが、在任わずか8年。
この間、高虎は江戸城の増築や修築などの普請に参加し、今治にいた時期は短かった
という説があります。
そういった背景を知ってか知らずか、藤堂高虎をモデルとした様々なものが今治に登場し、
今治=藤堂家というひも付けをしたい方がいたのではないかと推測できます。
松山と同じくおよそ230年間、今治藩を治めた久松松平家はそれほど注目されず、
初代、3代、4代藩主の墓がある国分山の麓にはほとんど人がやってきません。
また、かつて今治・越智郡を支配した来島村上家については、関ヶ原合戦で西軍に
つき敗北ののち豊後森藩(大分県玖珠町)へ転封させられた後の歴史は、今治史に
まったく出てきません。この部分はずいぶん差を付けられています。


歴史観について人それぞれ違うのは認めますが、やはり中立の立場でしっかりと見られる
ようにありたいものです。



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by shinya-ue | 2010-11-03 20:07 | 日記


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