連休分散化のニュースを聞き、素直に喜んだ一人です。
現行の連休(特にゴールデンウィークやシルバーウィーク)では、交通渋滞や観光客の
集中を引き起こし、高速道路無料化や低価格化の効果が利用者である我々に十分に生かされ
ているとは言えない状態です。
有名観光地の宿には客が集中しサービスが低下していく中で、宿泊料などは通常時よりも高く
設定され、ようやく予約が取れた高額の宿に対して「残念な」評価をせざるを得ないことも
多々あります。
安らぎのために旅に出るのか、疲れるために旅に出るのか、といった悩みも少しは解消される
のではないだろうかと考えます。
政財界やマスコミからは、大企業の本店と支店との休日が異なるのは問題、サプライチェーン
の体制が崩れる、観光地自体の魅力を上げる方が優先など、政府は安易な考え方だとマイナ
スの方ばかりを指摘されますが、今後日本が生き残っていく方法としては観光立国としての
日本をもっとアピールしなくてはいけないと思うというのも正論だと思います。
仮に、休日を地域ごとに統一しようとするのが難しい事は理解できます。
しかし、現在でも祝日を出勤日とする中小企業もあれば、社内で休暇を分散させて取らせる
会社もあるでしょうし、必ずしも日曜日が休みだとか盆正月が休みの会社ばかりではないと
いうことです。
基本は基本。あとは各企業の判断に委ねるということになろうと思います。
フランスもドイツも実施できていることが日本では出来ないというのはいかがなものか。
私はこの分散化の試験的実施による効果がどれほどあるのかを非常に興味深く思っています。
ただ、休みをどれだけ戴けても、行楽に回せるだけの家計的余裕をどのように向上できるか、
まずは景気対策が優先だと思いますけどね。。。
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