カイザー日記

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2009年 11月 26日

讃岐うどんの旅~池上製麺所篇

こんばんは。

香川県といえば“さぬきうどん”
うどんといえば“香川県”とか“高松市”というイメージを抱きませんか?

それだけ、“香川県=うどん”のブランドが定着しているんですよね!

一杯数百円のうどんを食するために、全国各地から香川県に人がやってくる珍事、
いや、驚くべきムーブメントが起こっております。



最近の“B級グルメ”ブームよりも先に発生した讃岐うどんブームですが、
その先駆けとなったのは、ある地方情報誌の中のひとつのコーナーでした。
取り上げられるまでは単なる地方食であった“手打ちうどん”が、穴場の美味いお店に
行ってみたいと思う香川県民に伝わり、それが日本全国へと広がっていきました。
その模様は、映画『UDON』で結構リアルに映像化されています。


その讃岐うどんブームの火付け役の一端とも言える存在のうどん屋さんへ、
11月23日の勤労感謝の日に行ってきました。


池上製麺所 


池上といえば、店主の“おばあちゃん”が有名で、テレビでもよく紹介されてます。
最近はおみやげ屋さんでも、この池上のうどんを売ってますね。

讃岐うどんの旅~池上製麺所篇_b0146414_2350255.jpg


以前は、高松市内の古く小さな店でやってたのですが、数年前に現在の場所へ移転し、
現在に至っています。

元々は製麺所として、おばあちゃんが自分で麺を打っては、近所へ売りに出たりする姿を
テレビで見ることがありましたし、また、セルフうどんの店として、お客さんは茹でた
うどんが入った丼を渡され、あとはダシ醤油をかけるなり、ネギを刻むなり、
食べ終わった丼を洗って返すシステムがあったりして、「何でも自分で!」という
変わったお店だったのですが、やがて周囲の大勢の方のお手伝いによって
うどんを茹でる方、丼を洗う方、麺を打つ方、そして、お店の外には屋根ができ、
テーブルや椅子が置かれるようになり、徐々に拡大していきました。

新しいお店でも、大勢のスタッフの方に支えられ、たくさんのお客さんに対応しています。


ここのうどんは、“かけ”か“しょうゆ”の二種類。


僕は“かけ”(2玉)と穴子の天婦羅
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うどん自体は普通の味。
“普通”といってもレベルは高いですよ。
何気ないというか、さり気ない“旨さ”という感じです。
麺、出汁、ネギだけなので、ごまかしがきかないんですよね。



嫁と娘は一杯を一緒に食べてました。
“かけ”(2玉)と竹輪の天ぷらに生玉子付き。
讃岐うどんの旅~池上製麺所篇_b0146414_1382989.jpg




讃岐うどんの旅~池上製麺所篇_b0146414_1273833.jpg

うどんの一本一本を見ると角が立ってます。
横の方では、さぬきうどんを初めて食べたのでしょうか?
若い方が「やっぱり讃岐うどんはコシがすごいなぁ。」と感動しながら仲間と話してました。
ただ、池上のうどんのコシは特別凄いわけでもなく、普通です。
麺が際立っている訳でも、出汁が際立っている訳でもなく、トータルパッケージでの
美味しさを感じてます。
よく言われる、日常のファーストフード感覚の近所のうどん屋さんといった感じです。

昔よりも値上げはしてますが、それでも1玉100円ちょっとですから、子供のお小遣い
握って通えるお店なんですよ。
今は観光客の方が多いかもしれませんね。


こまぴたっ!
池上製麺所
香川県高松市香川町川東下899-1
営業時間:10時~14時30分、土・日・祝10時~13時30分、16時~17時
定休日:火曜
TEL:087-879-2204 
データは2009/11/26現在のものです。
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讃岐うどん特集は随時やっていく予定です。



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by shinya-ue | 2009-11-26 01:37 | うどん


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