カイザー日記

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2009年 01月 10日

かきおこの丞

冬の海の幸といえばいろいろありますが・・・


その中でも牡蠣!という方にお勧めな場所



岡山県日生(ひなせ)町



岡山弁では、イントネーションが「ひ→な→せ↗」みたいですね。



牡蠣で有名な地域です



牡蠣といえば広島!と一般的に言われていますが、
隣の岡山県の水揚げ量も、1位・広島、2位・宮城に続いて、
第3位なんですって。




そして、この日生といえばカキオコが全国的に有名。

数年前からカキオコブームが起こっており、
全国各地からカキオコ目当てにお好み焼き屋さん行列ができています。


その火付け役となったのが、『日生カキお好み焼き研究会』


その概要をHPから引用させていただきますと!

 日生カキお好み研究会は、岡山に通勤する日生や赤穂の仲間が
JR赤穂線の中で、飲んだり語り合ったりするうちに、
「日生」を特産のカキをふんだんに使ったお好み焼きと漁村の町並みと
人情を楽しめるまちとして、全国さらには全世界に発信しようという
冗談から始まった自主的な研究会です。
 日生を訪れた人々が、瀬戸内の海のミネラルをいっぱい含んだ
日生のカキのジューシーな風味がいっぱいのお好み焼きを味わいながら、
見事な日生弁を使いこなすおねえさんとの会話や路地の散策、
買い物などを楽しめるまちになるよう、皆様のご理解とご協力を
お願いします。



なんだか、バリブロ会の方向性にも参考になりそうな気が・・・しません?

全国的なブーム誕生への道というのは、やはり何か実際に行動をしなければ
前に進まないのではと思った次第です。




倉敷まで来てたので、ついでに立ち寄ってしまいました。

本当は昨年、バリブロ会の村上武吉『宮窪のおっさん』と
一緒に行く約束だったんですけど、おっさんのご都合により今年に延期。

で、お先に来てしまいました。(抜け駆けしてゴメンなさい!)




特にお店は決めていなかったんですけど、旅行ガイドのカキオコ特集TOPに
『タマちゃん』というお店が・・・テキトーに決定。


とにかくお店に向かってみました。


かきおこの丞_b0146414_1121229.jpg


道端にある「日生カキお好み焼き研究会 協賛店」ののぼりが目印


看板はあるが、どう見ても民家しか見えない。
民家の敷地の中に、順番待ちのお客さんらしき人がいっぱいいて、
寒さを堪えて待っています。




敷地の中をもう少し入っていくと店舗発見!

かきおこの丞_b0146414_11245894.jpg



この雰囲気は、讃岐うどん屋さんにもよく似ている。

どこからか持ってきたようなベンチや椅子が並べられており、
順番を待つお客さんへの心づかいが感じられる。




店内に入ると、十数人のお客さんがお好み焼きを食べており、
待合室にも数人が座っていた。

店員さんが一言「注文用紙に記入して頂いて、順番が来たらお呼びします」


「どれくらい待ちますか?」とカイザーがきくと
「1時間くらい」との回答





1時間待ち!?





正直、お腹がすいた時間帯に、1時間もお預けだったことは今までにない。

だが、ここまで来た以上、他に行くという選択肢はなかった。




駐車場に置いた車の中で、ひたすら順番を待つ。
暇になれば、近所を歩いてみたり、お好み焼き屋さんのチラシを見たり、
メニュー表を見ては想像力を膨らませる・・・


そうこうするうちに時間が経ち、ようやく席へ案内された。



僕はかきおこの丞(=上)、嫁はかきねぎの丞を注文した。
値段は1300円。お好み焼きの値段としては上級なレベル。

期待に胸を膨らませる。




悪運の強さなのか、大将とおねえさん(日生ではおばちゃんはいない・笑)の
前のカウンター席に座ることが出来た。



せっかくなのだから、楽しくおしゃべりをしながら、カキオコを食べてみたい!
「愛媛県から来ました」と嫁から話しかける。


すると、大将も前に愛媛県に来たそうだ。
しかも、今治に船員だった友人がいるとかで。



お客さんの忘れ物を届けるために車で走って行ったこともあるそうだ。

その道中、スピード違反で捕まったとか、そんな話で盛り上がる。



かきおこの丞_b0146414_11403841.jpg


大将の気遣いで、かきおことかきねぎを半分ずつ食べれるようにしてくれた。



しかも、このお店では、
半分をソース、半分を岩塩で味わえるようになっている。


だから今回、僕は4種類の味が楽しめる結果となった。

右下・・・かきおこソース
右上・・・かきおこ岩塩
左下・・・かきねぎソース
左上・・・かきねぎ岩塩


塩で食べるお好み焼きは初めてだったが、あっさりしておいしかった。
ぷりぷりした牡蠣はもちろんのこと、このお店オリジナルであろう天カスが
すごく印象に残ったのは間違いない。



大将に「また来ます!」と言ってお店を出た。



今度挑戦してみたいのは、
俳優の渡辺徹さんも1枚食べたという「タマちゃん焼き」



値段は少々高めだが、お好み焼き2人分はあろうかという大きさ。
しかもトッピングの種類・量ともにかなりのボリュームだ。




それを今度、宮窪のおっさんと挑戦してこようかと。。。

そのお話はまた次に。



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by shinya-ue | 2009-01-10 11:59 | 日記


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