カイザー日記

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2013年 05月 30日

帆船日本丸のセイルドリル

こんばんは。


先週末はバリシップとともに各種イベントが有りましたが、滅多に見られるものではない貴重なイベントとして、

世界を代表する帆船の日本丸が今治へ寄港していました。


日本丸や海王丸が今治にたびたび寄港するようになったのは今治が海事都市宣言を出し、バリシップが

開催されるようになってきてからで、過去を見てみますと、平成20年の日本丸寄港から遡ること18年前の

平成2年(1990年)まで戻ることになります。


年間通じて数か所しか寄港することはなく、帆船に来て欲しいと願っている自治体は数あれど、なかなか

希望通りにならない中で、今治に寄港して、一般見学やセイルドリルを見られるってことは非常に貴重な事です。


昼食を終え13時過ぎに停泊中の蔵敷埠頭へ行ってみますと、かなりの見学客が帆船を囲んでいました。

よく聴いてみると、作業の一つ一つを詳しく説明しながら、帆を広げる実習を行っていました。


帆船日本丸のセイルドリル_b0146414_2238328.jpg


まずはマストに上って、帆を縛っているロープを外すところから始まります。

高所恐怖症にはたまらない作業だと思いますが、これができないと帆は開かないわけで、

かなり重要な作業です。

帆船日本丸のセイルドリル_b0146414_22592943.jpg



半分くらいまで広げたところで、タグボートが横へ。その奥には船上見学希望の小学生たちを乗せた
弓削商船高専の練習船弓削丸が見えました。

帆船日本丸のセイルドリル_b0146414_230678.jpg



1時間くらいかかったでしょうか。

最後となった一番下の帆が広がると、白い羽を広げたかのような“太平洋の白鳥”がその姿を見せてくれました。

帆船日本丸のセイルドリル_b0146414_2318832.jpg

帆船日本丸のセイルドリル_b0146414_23251985.jpg


完全な形になってから40分くらいはこの姿を維持されたようですが、その後は帆をしまう訓練。

学生さんにとっては大変な訓練だと思いますが、見ているこちら側にとってはとっても貴重な光景を

見ることができました。


このセイル・ドリルですが、周りを見てみても年齢層はやや高めの傾向でした。

本来ならば子供にもっと見てほしいと願うところですが、案外年齢が高めの人たちに好評で、

帆船ファンなどが一生懸命、その美しい姿を写真に収めようとしていました。



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by shinya-ue | 2013-05-30 23:32 | イベント


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