2011年 07月 18日

日本サッカーの課題点

日本代表(なでしこJAPAN)の皆さん、優勝おめでとうございます。

ドイツで開催されたFIFA女子ワールドカップで日本代表が初優勝でしたね。
この快挙は、男女各世代の代表においても初めてのことです。
キャプテン翼の作者“高橋陽一”先生も激励の為にドイツへ訪問していましたが、
キャプテン翼の世界のような事が本当に起こってしまいました。


このような結果になった事で、ベスト8止まりの男子A代表もさらに奮起して頑張って
いただきたい所ですが、ワールドカップに初めて出場したのも優勝したのも女子が
先なんですよね。
女子が初めてワールドカップに出場したおよそ20年前といえば、サッカーってまだまだ
マイナーなスポーツだったですね。プロ化の話が出てきてたものの注目度が低いから
スタジアムの観客席はガラガラだったし、女子サッカーなんて「やってるの?」くらいの
存在でした。まぁ、男子でさえJリーグが開幕するまでは本当に肩身が狭い姿でしたからね。
国内リーグよりもクラブ世界一を決めるトヨタカップとか高校選手権や天皇杯の決勝しか
国立が満員にならなかったような気がします。
Jリーグの発足やその後の男子A代表の活躍によって日本でメジャーなスポーツになれた
とはいえ、Jリーグより下のリーグに所属する男子または女子サッカー界の環境は相変わらず
深刻なままです。


サッカーだけでは食べていけないので昼間仕事をして、夕方からサッカーの練習で、
練習場も下手すれば芝生なんて・・・のような環境。
Jが発足してずいぶん環境が良くなったとはいえ、世界のサッカー大国と比べると、
ひと昔前のような印象は拭えません。


ワールドカップで優勝出来た後は、一過性のブームが起こり、ほんの一部の選手への注目度は
高まるでしょうけど、今後もサッカーだけで食べていける人なんてほとんどいないでしょう。
一応Lリーグなるトップリーグがあるのですから、今後は独自で食べていけるだけの組織作り
とクラブ作りができるように、官・民で育てていく(=支えていく)環境を整えていかなければ
ならないと思います。


でなければ、誕生以来の数十年間ずっとほぼ手弁当の状態で、「サッカーが好きだから」と
いう理由だけで頑張って来れた女子サッカー界ですから、現在の才能あるスター選手が引退し、
買って当たり前だと思ってたチームが負け始めると、また暗黒のトンネルに入ってしまう
危険性もあるわけです。
歴史は繰り返す。かつての男子(1960~70年代以降)がそうでした。
ブームはすぐに終わる。Jリーグ発足以降のブームはわずか数年で終わり低迷しました。

かなりのマイナス思考ですが、今のままではせっかくワールドカップで優勝したとしても
環境が何も変わらない以上、良くはならないでしょう。


男子A代表も代表としての「誇り」だけで戦っている(とはいえませんが)、海外に比べると
出場給や勝利給などの報酬が低いと言われています。
しかし、去年のワールドカップ8強での勝利報酬はMAXで2000万強!?
それに対して今回優勝した女子代表はわずか報奨金150万なのだとか。
いくらこれまでが人気の無いマイナーな部類とはいえ、これではせっかくのW杯優勝も
勿体ないような気がしますね。


その辺りの問題点をもっとマスコミなどを利用して環境改善に持っていかなければ、
単に踊らされて終わる可能性もあるってことです。
過去の実績(メキシコ五輪3位)を盾に、我々の見れない所で数千万の年俸を貰っている
協会幹部もいる(いた?)んでしょうから。


先日、元日本代表で元代表監督だった森孝慈さんが亡くなられました。
僕の記憶は1985年のW杯メキシコ大会アジア予選で代表監督だったのと、J開幕時の初代
浦和レッズ(レッドダイヤモンズ)監督だったことくらいです。
ドーハ以前に最もワールドカップ出場に近づいた瞬間を作った時の監督としてだけじゃなく
それまでは本当に「代表の誇り」だけで戦っていた選手に、勝利報酬を出すよう協会へ
働きかけた方だったそうです。
現在の協会上層部や監督・コーチも自身の立場だけでなく、選手のためにを一番に考えて
もらいたいものです。


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by shinya-ue | 2011-07-18 23:57 | 日記 | Comments(0)


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