2010年 01月 09日

商店街再生は町づくり

こんばんは。

先日の“ルビコンの選択”は、見ていて非常に面白い番組でした。
今回は、予告の“商店街再生”というキーワードが出た段階で“もしかしたら”と
思ったあの場所。。。
香川県高松市の丸亀町商店街の再生の話でした。

大規模小売店舗法(大店法)の規制緩和が進められた結果、日本各地に
大型商業施設が郊外に出展する一方、旧来より地域に根付いていた中心部商店街が
徐々に寂れていき、シャッター街か、はたまた廃墟へと。

そのことは現在どの街でも起こっていることであり、商店街再生が地元経済の活性化に
不可欠なことであろうと思っています。


着眼点は誰でも考えそうなことなんですよね。
商店街全体をいくつかの区画に分け、一部の業種だけが偏った構成とならないように
店を配置する考え方は、商店街自体をショッピングモールのようにしちゃえ、という考え方
になるのですが、これは元々あった商店街の形に戻そうとする原点回帰ではないかと
思っています。

衣料品店ばかりが目につき、生鮮食品店や飲食店はまったく無い商店街。
大型商業施設に頼り、不況の波で商業施設が撤退した後に取り残された商店街。
しかも、若者が来たいと思う衣料品店が無い商店街に明日はあるのでしょうか?

生鮮食品屋も病院も散髪屋も文具屋も飲食店もあって、ここに来ると何でも揃うし、
何でも出来る、と思われる魅力をお年寄りから若者にまで感じさせる商店街へと
変わろうとするのが、街中心部再生への第一歩だと思います。


地元、今治市でもそういう考え方を持った方はきっといると思います。
ただ実現するのは難しい。それも事実です。
行動力と資金力、後継者問題、あとは、法律とか地元住民や商店主の合意など
様々な問題と向き合わなくてはならないのだと思います。

丸亀町商店街においても、商店主全体の合意を得られ実現するまでにおよそ20年
かかったと説明があったし、今回のように成功した事例があるからと言って、
日本全国どこでも成功するとは限りません。
商店主の方にとっては生きるか死ぬかの決断であるし、外野が偉そうに薄っぺらな
理論を振りかざしたところで、その人達の人生まで背負えないのですから。
ただ、今のまま延命措置だけをやって死ぬのを待つくらいならば、外科手術をして
みようと思うかどうか・・・です。
高松のように商店街の中だけで活性化に向けて努力するよりも、外部の血や専門家に
委ねてみて、今まで見えなかったことや見ようとしなかった現実を浮き彫りにすることも
大事ではないでしょうか。

港周辺だけを整備して街の活性化に繋げられるか、港から商店街までを一度ぶち壊し、
一から作り直すか、それはこれから市民全体の中で熱弁を繰り広げていう必要があると
感じました。


番組の最後で、木村佳乃さんが「商店街再生は町づくりなんですね」と言った言葉に共感。
四国の地方都市の中の一商店街が起こしたムーヴメントを無駄にしないように、
計画性を持った町造りに今後期待もするし、一人一人の力は小さくても、まとまれば大きな
力になることを信じてます。



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by shinya-ue | 2010-01-09 05:25 | 日記 | Comments(2)
Commented by 何似? at 2010-01-09 12:48 x
京都の日本料理の改革も25年かかったとか、
一世代かけた大事業だけに今後の都市計画を含め戦略的思考は必要でしょうね。
単なる思い付きは首を絞めるだけでしょうし。
Commented by カイザー今治支部長 at 2010-01-12 09:05 x
何似?さんへ
変わるには時間がかかりますね。
昔から続いていることを変えていくにはパワーが必要ですしね。


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