カイザー日記

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2009年 12月 02日

40年ぶりの再会

こんばんは。

朝晩寒くなりましたね。
朝は毛布にくるまり、なかなか出られません。
こんな生活が数か月続くのかと思うと、先々ちょっと不安です。



さて。
あれはいつのことだったか。。。過去の話。



先日、長崎県平戸へ行ったのは、義父の旧友に会うため。
なんと40年振りの再会らしいのです。


ある日、ふと義父の名前を思い出したその時、曖昧な記憶だけを頼りに電話番号を
探しだし電話をかけてきた。

電話で話をして、また逢いたいという友人。
でも、奥様の体調が悪いため愛媛に行くことはできないと。。。
それならば、こちらから出向いて行くと言った義父の心意気に応えない僕ではありません。

愛媛県今治市と長崎県平戸市、、、その距離は数百キロ。
義父母と嫁と娘の5人、車に乗って行きました。
のんびり行ったので、かかった時間は9時間!?あまりにものんびりし過ぎです。


目的の場所は、経営されているお店です。

お店の名前は、磯しげさん

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ガイドブック(るるぶ等)にも載っている有名なお店のようです。


ついに、40年振りの再会。。。ということで、積もる話も有るでしょう。

でも、長旅でお腹空いているだろうと、料理を用意してくれていました。


まずはお刺身盛り合わせ。
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伊勢海老や牡蠣、そしてこのお店の名物となっている平目。
歯ごたえや甘みが最高でした。


続いてはお寿司です。
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雲丹はホントに口の中でとろけましたぁ。。。
本当に本当にお腹がいっぱいになりました。


茶碗蒸しもお汁も美味しかったです。
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ご主人は、義父が横浜のパン会社に就職した時に同じ職場にいらっしゃったそうで、
若い頃に会社を退職された後は、包丁一本持って全国各地を転々と修業し、
念願だった料理店を持つことを夢見たのだそうです。
やがてその夢は叶って地元の長崎県で店を持ち、繁盛しては店を大きくしてきたのだそう。
修行の合間に、愛媛にも義父を訪ねてきたことが一度だけ会ったそうで、
その時の記憶だけを頼りに、電話番号を調べてようやくたどり着いたんですって。

今なら携帯があるので、一度電話帳に入れておけばそれほど苦労しない・・・
でも、40年くらい前に連絡をとらなくなって、今頃になってから探すとなったら
かなり大変です。


積もる話がありました。
そりゃあ離れ離れになって40年。14600日の間の話。
僕らも訳分からないなりに聞いていました。
同僚の話、先輩の話、とにかく古き良き時代のお話です。


積もる話は二人きりが良いだろうと、夜にどこかで飲み直そうと約束し、
僕達はお仕事中のお店を出ることにしました。
夜の話は特に聞いていませんが、いろんな話があったみたいです。

やはり年齢も60歳くらいになると、いろいろ思う事があるのでしょうか?
家族を思い、友を思い、これからの自分を考える。



やっぱり、人間生きていると、こういう事ってあるものだと。
ふと何気に思い出して電話をかけてみる。
そしてどんなに遠く離れてても駆け付けられる。

僕もいつまでもずっと連絡が取り合える本当の友って大事な事だと実感しました。

正直羨ましいですよね。




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by shinya-ue | 2009-12-02 00:38 | 和食


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