カイザー日記

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2009年 05月 01日

中四国フェリー廃止と波方港前

こんばんは、カイザー今治支部長です。



またひとつ今治の歴史が終わりを迎えてしまいました。


愛媛・波方港と広島・竹原港を結ぶ中四国フェリーが、
4月30日を最後に廃止となりました。



これは数日前の雄姿です。
b0146414_039245.jpg





多額の赤字が出ていたためこれ以上の維持は難しいという結論でしょうが、
この航路をいつも利用していた方々にとっては、非常に厳しい結果となりました。


これで、しなまみ海道の利用率は上がっていくはずですが、このことによって、
港町・今治市に続き、旧波方町のフェリー乗り場前も閑散としてしまいました。



もはや時代は、内航船から外航船へ。

内航海運が起源だった海運会社も、時代とともに外航船のオーナーと変化していきます。
外航船オーナーとなった海運会社の事務所は、近年、波方港前から今治市内へと
移っていき、それまであったビルは取り壊されたり廃墟となったりして、
海運の町としての風土も薄れつつあるように感じます。


もし数年後、しまなみ海道の料金が元に戻り、時代が再び中四国フェリーを求めた時、
復活する可能性はどれだけあることか。。。


今治港から大島・吉海港を往復する、大島フェリーにしても将来同じことになる
可能性がありますが、生活や仕事で不可欠だと思ったフェリーが、一時的(だと思う)
値引きなどの理由で、このようにあっけなく目の前から無くなっていく現実は、
耐えがたいものです。


橋の建設により、利便性が高まった部分はもちろん認めなければなりませんが、
場当たり的な政策や法律によって、不便になった部分もきっとあるはずです。

住民一人一人の声はとても小さく、時の権力者や多数の意見に負けてしまう事も
あると思いますが、熱い思いや気持ちを強く持って、言うべきことは言わなければ
ならない時がきっとあると思います。


皆さんはどう感じますか?


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by shinya-ue | 2009-05-01 00:14 | 日記 | Comments(2)
Commented by 大成ケイボン at 2009-05-01 09:34 x
ごもっともです。しかし、こうした意見を某氏のブログでコメントしたら、島民らしき人(匿名)から噛みつきコメントを書き込まれました。ややもすれば、炎上コメントでありますが、偏った、狭い考え方の、感情的な人を相手しても仕方ないので、そのまま放っているしだい(当人は、自身が常識人と思っているでしょうが)。

橋代が安くなるにこしたことはありませんが、航路がなくなることへは、この地域の場合、疑問の声はあまりあがらないようですね(*_*)。両方の視点で、バランスをもった意見を述べる方がもっと増えて欲しいです。

一方、ご指摘の通り、ここ2~3年の海運ブームで、体力のある海運会社は、外航船へとシフトしましたね。この不況で、内航船主は大きなため息と悲鳴をあげており、所有船舶を減らす方向へとシフトしつつあります。

地元の内航船主は、生き残れないんじゃないか…。外航船主ばかりが生き残ったとして、それで海運のまちを標榜しても、市民の実感はなかなか得られないものと思います。

しまなみ10周年を祝いたい半面、海運業界を襲う“淘汰”という時流に、気分が沈みがちな今日この頃です。
Commented by カイザー今治支部長 at 2009-05-02 10:31 x
大成ケイボンさん
海運・造船業界が現在置かれている環境の厳しさは解ります。
それにしても、アメリカ発の不況のあおりが、内航海運・造船へ
タイムリーに直結したというのは、僕の予想を超えたところでした。

どの世界でも同じことが言えるようになりましたが、小泉政権以降、
体力がなければ淘汰されるという風潮が出てきて、その結果
一人勝ちの会社とその他全部負け、に分けられつつあります。

厳しく言うならば、淘汰されるべき会社はそうなるべきだというのが
資本主義経済なのですが、人間的な感情を入れれば、今の厳しい
時期をなんとか乗り切って頂きたいと思ってます。


中四国フェリーは、大島フェリーほど毎日の生活航路としての意味合いは強くなかった様に感じますが、利用していたものにとっては、今治から山陽方面へ行く最短再楽航路が消えたことで、会社的にも個人的にも今後の見直しが必要かと。

でも、僕らにとっては橋も船も両方必要なんです!
一見無駄なようでも、時と場合によって利用者が選択できる状況にあることが、豊かな生活が送れるために不可欠なのではないかと思います。



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